こんにちは、浄水器を導入する人の多くは水質にうるさいサンゴを飼育したいという人はもちろん。もっと水質を良くしたい。と思うところから
始まると思いますが、その多くが自分の水槽の水質を知ろうとするところからスタートしてPHを図ったり、アンモニア、亜硝酸、硝酸塩などを計測し始めるんだと思います。ここで水道水は人が利用しますから人にも有害なアンモニアや亜硝酸などは計測されません。
ただし、硝酸塩は水道の自ら計測されてしまいます。地域により異なると思いますが都会に住んでいるほど硝酸塩の値は高い傾向があります。
硝酸塩は植物が光合成をする際に利用されるものなのでこれが多いと当然苔が生えやすくなりますし
比較的無害な成分ですが増えると有害ですし、特にサンゴ飼育などでは値が高くなりすぎると良くないです。
水が汚くなったら水換え というオーソドックスなルールがありますがこの水換えに使う水道水そのものに硝酸塩が含まれてしまっていますので
スタートする海水から適切なものではなくなってしまう。というところで限界が来ます。
当然水は蒸発しますがその他の成分は残りますので足し水するほど蓄積もされていってしまいます。
とてもよく循環濾過が行われている水槽では水道水で飼育しているにもかかわらず、飼育水のほうが水道水よりも硝酸塩が低いということもおきますが
だからといって水換えをしないというわけには行きません。
そこでその限界を突破するために必要だろうなと考えたり考え始めた時、実際にRODI浄水器を購入するという感じになっていきます。
必ずしも浄水器が必要なサンゴを飼育するわけではない場合、浄水器が無くても飼育は出来ますので必需品ではありませんが
自分の水槽の水質を測ったりしたら飼育者であればほとんどの方がもっと良くしたい。もっと水を状態良くしたらもっとサンゴも状態良くなったりきれいになったりするはずなのでそこで導入するか?しないか?という判断になりますかね。長ったらしくなってしまいまいしたが参考になれば幸いです。